かつて、湾岸戦争の後、日本はPKOとしてイラクでの治安維持活動に参加しました。当時のニュースの中でインタビューされたイラク人は「日本人は歓迎だ。日本人は工場を作って、我々に職を与えてくれる。我々を豊かにしてくれる。」といっていました。当時のニュースでは、イラク人の期待と派遣される自衛隊の役務のギャップを心配するものでしたが、私はこれこそが日本の国際貢献だと感じたことを今でも覚えています。日本の国際貢献とは、企業(特に製造業)のグローバル化と同時に、現地に職や物資を作り出し、人々を豊かにすることだと考えています。
我々は、「ものづくり日本」の飛躍のためにお客様の事業発展に貢献するソリューションを提供する会社です。それは、日本製品の海外展開や企業の海外進出を通した国際・社会貢献につながると考えています。そういった考えのもと、情報システム、工場管理、オペレーションマネジメントといった領域でご支援をさせていただきます。
なぜ私は仕事をするのか?一生懸命仕事をするモチベーションは何か?この答えを述べる前に、「なぜアメリカは、自由と民主主義のために自国民を戦場におくるのか?」を考えてみます。
一部には、「自国の防衛産業を守るため」といった穿った見方をする人達もいますが、私はそうは考えていません。有名大学を出たエリート達が、自らの命を危険にさらしながら戦場に行く理由は、決して経済的なことでは無いと思います。私は長い間この事が疑問でしたが、あるとき“海軍士官候補生向けの教科書”で、この答えを見つけることができました。そこには、こう書かれていました。「アメリカ人には自由と民主主義が保障されている。自分達はたまたまアメリカ人として生まれたので、これらの権利を得ることができているが、他国ではこれらの権利さえ得られていない人々が大勢いる。アメリカ人である我々が、自由と民主主義のために命を懸けて戦うのは人間としての義務である」。
では、私達日本人にとっての義務(というか使命)はなんでしょうか?私は、日本の技術を使って、世界の人々を豊かにすることだと思っています。我々日本人は、諸先輩方の努力により、平和で豊かな生活を生まれながらにして享受しています。世界の人口の半分は、お腹一杯ご飯を食べることを出来ない人達です。
なぜ仕事をするのか?一生懸命仕事をするモチベーションは何か?
私にとってそれは、世界の人々が豊かに生活できるようになるために、日本の企業・工場をどしどし海外進出させて、現地で仕事を提供し、物を供給することを支援することです。そのお手伝いが出来ていることが最高のモチベーションとなっています。
情報システムを使った生産管理業務の発展に寄与し、
その技術を使うことで企業のオペレーショナルエクセレンスを実現します。
製造業の発展を通して世界の人々の生活レベル向上に貢献することを目指します。
・正義に基づいた意思決定を
・経営者の視座を持って物事を考え・行動を
・最適な技術を見極め
・現場の声を良く聞いて正しい理解を
・分かり易いコミュニケーションを